色鉛筆の使い方

皆さんは天気図を解析するときに、色鉛筆を使っていますか?

300hPaの強風軸、500hPaの正渦度域、700hPaの上昇流域、850hPaの湿り域を色鉛筆で塗ると、それぞれの重なり具合が視覚的に分かりやすくなります。

今回は学習の手を休めて、色鉛筆の話を聞いてください。

 

使う色

気象庁では、解析に使う色が概ね統一されているそうです。

人によって使う色が異なると、見る方としては紛らわしいですよね。これから色鉛筆を使ってみようという方は、この表の使い方に沿って使うことをお勧めします!

 

湿り域や乾燥域を塗るのに使う緑色、黄色、青色の色鉛筆は、他の色に比べて消費が速くなります。予備を準備しておくと安心です。

 

色鉛筆の選択

色鉛筆は描きやすいものを選びます。

気象解析における使い方は、「線を書く」「領域を塗りつぶす」の2通りです。いずれも色鉛筆の先端が尖っていると作業がしにくいです。先端が少し丸まった状態でも、柔らかいタッチでストレスなく描けるものがベストです。

私がこれまでに使ってみたものの中で、力を入れずに塗りやすいと思ったのは「サクラクーピー色鉛筆」です。バラで購入しましたが、12色セットだと安いです(消しゴム付き!)。

これまでにキャンドゥ(百円ショップ)、トンボ、三菱と使ってみましたが、いずれも塗り感が良くないです。

ストレスなく塗ることができるというのは、裏返すと芯の消耗がそれだけ早いということです。先ほど挙げた緑、黄、青の3色は、解析後には芯の先が数ミリ減ってしまいます。

(追記)

トンボ(ホモグラフ色鉛筆)の塗り感はサクラに劣りますが(三菱よりは良い)、いくら使っても芯が減らない感じがします。サクラは使った後、毎回芯先を削りますが、トンボは滅多に削りません。コスパは抜群と言えそうです。

 

鉛筆を削る

こちらの写真を見てください。

 

写真の上の赤鉛筆は据置型の手動鉛筆削りで削ったもの、下は携帯型の鉛筆削りで削ったものです。

据置型は削り面が滑らかですが、芯先が長すぎて使いにくいです。それに対して、携帯型で削ったものは削り面も芯先も短く仕上がり、力を入れて線を引いたり色を塗る際に、力を入れやすいように感じます。

携帯型は芯の尖り具合を調節できるものもあります。

携帯型のデメリットは削り面が粗く、ささくれ立ってしまうことです。上の写真でもささくれが見られます。

色鉛筆を使い込んでいると、芯がボキッと折れることがあります。それも芯の先の尖った部分ではなく、軸の奥でまさに「ボキッ」と折れるのです。こうなると、削っても削っても折れた芯しか出てきません。

鉛筆会社のホームページには、「刃の寿命が来たら交換すること」、「芯を尖らせると折れる原因になる」とありました。削り面のささくれも悪い影響を与えるようです。高いものではないので、削り具合が悪くなってきたら交換するのが良さそうです。

 

最後に

気象予報士の試験では色鉛筆を使う余裕はありませんが、日常の解析では色付け作業をやることをお勧めします。

色塗りという単純作業をしている間に、いろんなひらめきが得られることもありますよ!

 

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