(2021.4.26 追記あり)
2021年2月24日、気象庁のホームページがリニューアルされました(トップ画像は2017年当時の旧サイトです)。
本庁サイトのリニューアルに合わせて、各地方気象台のサイトも更新されています。
ホームページがリニューアルされると、旧サイトを使い慣れたユーザーは困ることがたくさん出てきます。
徐々に慣れていけば解消される問題もあるでしょう。
しかし、ユーザーインタフェースが変更されてしまうと、致命的な支障が出ることもあります。今回のリニューアルが原因で、提供を中止した気象アプリもあります。
リニューアル後の衛星画像サイトはJavaScriptを用いて小さな画像ファイルを大量に読み込むため、画像をスムーズに拡大・縮小、スクロールできるようになりました。
しかし、衛星画像に緯度線・経度線が表記されないので、天気図と見比べることが困難になりました。
また、pngファイルの提供が停止されたので、解析用途で画像を保存することができなくなりました。
多くの方が不便に思い、気象庁にその声を届ければ、きっと改善されていくと思います。
それまでの間、対処法をゆっくりと考えたいと思います。
なお、本サイトでは「気象衛星画像の一括取得」、「衛星画像を自動取得する」というページを公開していましたが、記載した手法が使えなくなったため削除しました。
今でも見にきてくれる方がいるのですが、そのような次第ですので申し訳ありません。
【追記(2021.4.26)】
全球画像(赤外、可視、水蒸気)については、URLを指定することで9日前までの画像を取得できることを確認しました。
通常の赤外・可視・水蒸気画像、ナウキャストも同様に取得できるのですが、こちらはタイルに分割されているのでそれをつなぎ合わせる必要があります。
タイルというのは、一枚の図を複数のタイル状に分割することで扱いやすくしたものです。Googleマップにも採用されている技術です。
画像のタイルを処理できれば、12日前までの画像を入手することができそうです。
やはりそうでしたか。
とりあえず、ダウンロードされていたので安心していたのですが、本日内容を確認して役に立たないものだと分かりました。
高層天気図と地上天気図は何とかしましたが、衛星画像やレーダー画像はどうにもなりません。
何かわかりましたら、公開してください。
こんにちは。
気象庁サイト以外では、従来のやり方(ファイル名指定)でダウンロードすることができます。
ネット検索していただくと、衛星画像をpngファイルで配信しているサイトが色々あります。
高層天気図などの入手は、私は以下を利用しています。ご参考までに。
天気図
https://n-kishou.com/ee/exp/exp.html
最新天気図はここですべて入手できます。
2000年以降の天気図(月額300円)
http://labs.weathernews.jp
GSM、MSMの予想図も利用できます。
ヘビーユーザーならお得です。
過去2年以内の天気図
https://www.sunny-spot.net/chart/chart_archive.html?area=0
無料で利用できますが、pdfファイルが少し利用しづらいです。